大幡池(2014.2)

参加者:松沼氏、大ちゃん氏、ボストン氏、けん、ツルちゃん


雪が積もったから明日、霧島行かない?
今日誘っての明日出発という無茶苦茶な企画だったが、5人もメンバーが集まった。
寒波はいつ来るか分からないので、やっぱり膳棚行くにはこのくらいの意気込みがないとだめなのだ。

今回目指すのは前回行く予定で行けなかった霧島の膳棚。
真冬に数十メートルの氷の滝ができる絶景ポイントである。

2011年の膳棚 こんな感じで数十メートルの氷の滝ができる。

今回は、大雪ということもあり期待大である。
朝5時部室出発。ひなもり台7時到着。


ひなもり台の道路が凍結して入口ゲートが封鎖されていたため、車道を歩くことになってしまった。


今回は完全雪山用スタイルで登る。

ニット帽
寒さよけ

ネックウォーマー
寒さよけ

カッパ上
木の上に積もった雪が時々ずどんと落ちてくる。何気に痛い。カッパを着てないと服が濡れる

カッパ下
雪道でこけた時にズボンが濡れるのを防ぐため

防水手袋
こけて手をついた時、普通の軍手だと、びしょびしょに濡れてしまう。また、雪の付いた木をつかむ時も軍手だと雪がまとわりついてくる。雪山では防水手袋でないと登れない。

スパッツ
新雪を歩く時、スパッツをしてないと靴の中に雪が入り込んでくる。特に先頭を歩く人には必須アイテム。

アイゼン
靴に取り付けるスパイク。氷のような雪だとこれがないと滑って危ない。

登山靴
雪山では必ず。普通の運動靴だと靴の中に溶けた雪がしみこんでくる。

スパッツと、アイゼンを持っている人というのはハードルが高いが、ガチ雪山では必須アイテムとなる。

今回は全員がフル装備なので安心して登ることができる。

林道を約1時間歩き、登山口に到着。


登山開始直後から、ごっそりと雪が積もった本格的な雪山である。今回は出発時間が早かったこともあり、前を歩いたパーティーがおらず、新雪をラッセル(雪かき)しながら登ることになった。

このラッセルがとにかく大変。
この日はひざ上まで雪があり、思うように進めない。5分も先頭を歩くと息が上がってしまう。こまめに先頭を交代しながら歩く。


ただでさえラッセルで大変な先頭だが、ルートもまた分かりにくい。
登山道が完全に雪で埋まっているため、頼りになるのは赤テープのみ。
さらに雪の重みで枝がしなってルートや赤テープを隠しているため、どこに道があるのか探すのが一苦労である。

そうやって苦労しながら膳棚を目指し、やっと膳棚が見えるポイントまで着いた。
さて、遠くから眺めた膳棚は・・・・

凍ってない!

はー!?なんで!?
とにかくびっくりだ。

雪がなくても凍る膳棚。雪があればさらに凍るに決まっている。
そう思ってた。
自然というのは本当分からんなあ。


ショックのあまり倒れこむケン


ボストン。以下同文。

仕方ないので、膳棚は早々にあきらめ、大幡池に登ることに。


看板もご覧の通り雪で埋まっている。


大幡池到着。


湖面は寒さで凍りついていた。


はしゃぐ!!


はしゃぐ!!


はしゃぐ!!

大幡池では、力の限り、雪遊びを楽しんだ。


なんと帰り道に偶然ウォークキャンプのOB108氏に会った。こんな所で会うなんてすごいなあ。

残念ながら膳棚は行けなかったけど、また来年リベンジしましょう!

おしまい


FIN

ENDをするには1人足りなかったので今回はFINで締めてみた。