夏ソフト(2015.08.09)

幹事の竹下の活動報告です!


八月九日、鹿児島大学生協(?)主催の夏ソフトボールフェスが開催された。

このフェスは、文連ソフトボールフェスと違って、すべてのサークルや学科、またはフレンド同士でパーティーをくめるタイプのダンジョンなので、体育系タイプや、元ソフト部タイプなど、ぶっ壊れなキャラが大量に蔓延している廃課金高ランカー向けのダンジョンなのである。

そんな敷居の高いフェスに、我々ウォーキャンから選び抜かれたチーム「パズル&ドラゴンズ」は、強い野心を持って参加した。

BOXから厳選されたパーティーは、まさにテンプレと呼んでも過言ではない精鋭揃いのメンバーであった。

野球経験者は3人もいて、その他もスポーツ自慢達が多数集まっており、文句無しのさいつよさいかわパーティであった。強いて言うなら、自分が産廃キャラであったことでパーティのパワーバランスを下げていた事が悔やまれる。

去年は天候の関係で中止になったが、当日の空は快晴で、獄天の焦熱がジリジリと肌を焼く気持ちのいい夏空だった。ソフトボールをするには最高の盤面だった。

桜島行きのフェリーの時点で、緊迫した空気がチームを包んだ。自分たちは今から戦場に行くのだと思うと、ドキドキとワクワクの実で、精神が不安定になり、動悸、息切れ、ひきつけの症状が出た。自分も、あまりの緊張からドロップを操作する指が震え上がった。

しかし、やるからには絶対にクリアしたいという強い思いと団結力が、我々P&Dへのエンハンスとなり、チーム全員の魂に火をつけて強化した。

そして、午前十時半、試合の始まりを告げる火蓋が切って落とされた。

やはり相手チームは攻、守、走、パズル力、どれをとっても優秀な所ばかりで、その火力に圧倒されるしかなかった。

我々も勝利を掴むため、自分を、そして仲間を信じ、全力でプレイしたが、惜しくも二試合ともに惜敗してしまった。

しかし、結果はどうであれ、勝利に向かって突っ走るメンバーの姿は、とても美しく、とても輝いていた。

他を圧倒する鳥越と塩田の一年生バッテリー。

公明正大なジャッジを下す主審すなおさん。

見るからに飛ばしそうな風格(ガタイ)で相手チームをビビらせる原。

チームメイトの黒く焼けた筋肉質な肌を見つめるGG。

「&」が書けない栫。

メンバーのそれぞれに様々なドラマがあったが、やはりMVPは試合後に「桜島一周して帰るね!」と颯爽とバイクで帰って行った漢ウエムーに与えられるだろう。

大会の後は、数人でマグマ温泉で汗を流した。体中の疲れを汗とともに洗い流してくれるその水流は、まさにヘブンスプラッシュであった。帰りのフェリーでは、メンバーのほとんどが、今話題のゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」をやっていた。初めて聞いたという人も、興味のある人も是非今から初めてほしい。

夏ソフトにおいて、無理をいって参加してもらった二年生、人数が足りないと聞いて、快く協力してくれた三年生、そして、積極的に参加してくれた一年生達には、感謝をしてもしきれないくらいである。

次にソフトボールの大会があるときは、自分のレベルとスキルレベルをMAXにして挑みたいと思った。

幹事 竹下