冬霧(2015.02.23~24)
2015年度の登山でウォークキャンプ愛好会の現役生のメンバーで登るのはこの「冬霧」が初めてである。
今回は最近入った人や今回が初めての登山という人がおり、その中での幹事というのは非常に不安で緊張し、夜も眠れない日々が続いた。(嘘)
まず幹事としての最初の壁はしおりづくりである。手書きということもあり、表紙は自分の特技である毛筆の技術をFULLに生かした。(どうでもいい)
無事しおりの作成が終わり、ほっとしたのも束の間、今度は夜のメニュー何にするかという壁にぶち当たった。杉野、ゆまぞうと何時間も議論しあい、結局鍋というシンプルな答えがでた。
なんやかんやあり人に頼りまくって無事準備も終わり、当日はすがすがしい朝をむかえた。みんな早く来て、共同装備などの積み込みをしてくれて本当にありがたかった。若干一名遅刻者がいたというのはおいといて順調に登山口まで移動できた。レンタカーのカーステレオがカロッツェリア(カセットテープ対応)製だということに興奮していたのは私一人だけであった。当初は16名で登山をする予定だったが、個々人の都合もあり、14名での登山となった。(ざんねん)
予定では先に韓国岳から登ることになっていたが今回は大浪池から先に登った。天気が心配だったが登山時には晴れていて景色がものすごく良かった。特に大浪池は迫力があった。チュートリアルカメラマンおじさん市川が不在だったので自分が写真係を担当した。(写真係なんてもともとない)心配だったのが初登山のよーこ氏が無事登山を終えられるかだったが問題なかった。(すばらしい体力)それは周りをみる力がない自分に杉野が何度もペースについて注意してくれたというのもある。ありがたいと同時に申し訳なかった。それと登山靴のありがたみも知った。あんなに凸凹した土地で滑らずに登れるのは登山靴があるからである。いやホントに登山靴素晴らしい。自分が先導していたのに頂上が迫ってくると杉野は50m走6秒台の勢いで頂上まで駆け上がっていった。全員韓国岳に着き、ひと段落。頂上では原が鍋鍋うるさかった。見晴らしがとてもよく、いい写真が沢山撮れた。
そこからはまた大浪池方面に引き返した。途中で大浪池にほとんどの人が下った。少し雨が降ってきたというのもあり寒かった。大浪池はドデカホーン並に迫力があった。そして全員無事下山完了した。
その後は荷物を緑の村のバンガローに置き、霧島の硫黄谷温泉へ向かう。そこはとても高いがとても広くて体を思う存分メンテナンスできた。温泉の後は調理組と買い出し組に分かれた。どちらの組も何かしらのアクシデントがあったがなんとかなった。鍋では再び鍋キューブが活躍した。とてもおいしくいただけた。が、みんな思ったより食べず、ゆまぞうと協力して食べた。非常に腹に溜まった。
***の前に満腹になるのは正直しんどかった。***も無事終わって自分は原のしゃべり声で目が覚めた。
二日目はえびの高原のスケート場に行った。ローラースケートでさえ満足にできない自分にスケートなんてできっこないと思っていたが集中して練習にいそしんだおかげで偏差値50くらいには到達した。お金がかかってしまったが、とても楽しむことができたのでまあ良かったとする。
昼ごはんの話でまたまた悩ませられることになった。苦肉の策ではないけれど、私のバイト先である「海鮮茶屋うを佐 国分店(私は中山店)」へ向かった。やはり炙りサーモンミルフィーユは大絶賛であった。
いつの間にか時間は過ぎ、あっという間に今回の冬霧は終わってしまった。振り返ってみると自分は幹事らしいことはほとんどできず、いろんな人に支えられながら終わったという感じになってしまった。しかし今回幹事をしたことで人のありがたみや人をまとめることのむずかしさを実感できた。ぜひ今後に生かしていきたいと思う。今回ドライバーだった谷末さん、嶋田さん、うえむー、本当にお疲れさまでた。また、自分が幹事をするにあたっていろいろ手伝ってくれた方々、意見などをだしてくださった方々、本当にありがとうございました。これをもって2015年度「冬霧」の活動報告を終えさせていただきます。
幹事 野口