膳棚1回目(2011.1)
参加者:松沼氏(OB)S筒氏(OB)あゆみ姫(OB)108氏(OB)
霧島の膳棚と呼ばれる氷の棚へ登ってきた。
☆氷の滝膳棚の説明☆
その名の通り滝が凍る。
霧島の東側にある。
何事もなければ3時間くらいの登りで行ける。
一部区間は明確な登山道がない獣道を歩く。
写真:こんなかんじ(2009年撮影)
S筒氏と伴に自宅を7時40分発。
10時にひなもり台登山口。
・・・のはずが、松浦の目測ミスで11時着
参加者の皆様、本当に申し訳ありません。
時間もないのですぐに登山開始
参加者は、松沼氏、S筒氏、あゆみ姫、108さんの4人
ドラクエ状態で登山開始
一歩山に入ると・・・
御覧の通りの完全な雪山である。
前日の寒波の影響か深いところで50センチ近い積雪がある。
だがこっちだって(←どっちだ)負けていられない。
ニット帽、ネックウォーマー、カッパ、スパッツ(足カバー)、アイゼン(雪用スパイク)、登山靴、ピッケル
完全装備で雪山に立ち向かう。
が。。。
思った以上に雪が深くどんどん時間を食っていく
高原町方面の眺め
撮影に夢中の108氏
とうとう午後2時を回ってしまい氷の滝までほんのわずかというところで時間切れ
あえなく引き返すことになった。
最高到達ポイントで記念撮影
ここで引き返した。
帰りに大幡池に立ち寄った。
寒さで池は完全に凍りついており氷の上に乗ることができた。
だが、目的の氷の滝に行けなかったくやしさで全然テンションあがらず。
凍った湖面を見てこんなにテンションが上がらないのは初めてかもしれない。
そして下山。無事帰宅。
家に帰って一人になると、悶々とした気持ちが湧いてきた。
ベストコンディションにもかかわらず、行けなかったくやしさ。
集合時間に間に合わなかったこと。
いや、仮に間に合っていたとしても、10時集合では到底膳棚までたどり着けなかったであろう。
事前の計画の甘さが今回の明暗を分けた。
氷の滝はほんの目の前。手を伸ばせば届きそうなところでするりと逃げてしまった。
9回裏ツーアウトで逆転負けした投手はこんな気持ちだろう。
もっと勉強して来いということか。
まるで「山に修行が足りんわ!」と笑われているようであった。まさにその通りである。
くやしい!でも次こそは絶対に!
という気持ちがまた次の登山へと駆り立てるのだ。