高隈縦走(2015.12.19~20)
参加者:2年→杉野 田口 藤本 矢作
1年→牛島 友納 山本(泰) 下野 嵜永 井上(衛) 塩田 藤村 高坂
今回は幹事の高坂くんの報告です!
今回の高隈縦走は2年生4人、1年生10人という数で始まった。初めて幹事をする自分には不安と僅な楽しみしかなく、本音を言うともう少し2年生にも参加してもらいたかったのだが・・・。
準備は登山経験のある一年生や先輩たちに助けてもらってばかりで、自分は殆ど なにもしなかった。ごめんなさい。m(__)m
高隈一日目
泰平に書いてもらってます。
~高隅山活動報告~
幹事の高坂君が遅刻して登山をしていないのでとても長く辛かった登山中の活動報告はたいへーこと僕が担当させていただきます。
わざわざ20分早めて6時集合とした1日目であったが早速遅刻するものが多数現れる。私に至っては家まで迎えに来てもらうという散々なものであった。今度からは前日は部室泊をしようと固く誓った。
あきらめて高坂を置いていき、ふじむぅカーにて7時半のフェリーにぎりぎりで間に合うことに成功。
この時点でやけにおなかが痛いことに気づく。しかしあまり深くは考えていなかった。
フェリーにてみんなで食べたうどんはとてもおいしかった。ウォーキャンの料理部長こと矢作さんが美味いと言っていたので間違いない。
そしてフェリーを降り先に太陽の家まで行き通信機を2つ受取り、その後登山口へと向かう。
この時点で約1時間半予定より遅れていた。そしてとても長い登山が開始した。
登山中の部カメラリーダーを真澄に任命することに成功。
今回サブリーダーとして初めての先導を任され、そして結果的には先導を失敗したのだがそれはゆっくりと書いていきたい。
まずひたすら御岳を目指して歩く、歩く。階段も多く、傾斜もきつかったのでみんな疲れていたと思う。途中で見た電波塔はとても神々しかったが誰も興味なかったみたいだった。誰も触れなかった電波がこちら
そして着々とハイペースで登る。おなかが痛い。
ひたすら先輩方に間違えるなといわれた35番ポイントを通過することに成功。この時点で僕の集中力が切れてしまったのだと思う。本当に情けない。そのまま御岳に到着。見晴らしがとてもきれい。御岳にて記念撮影(撮影者:杉野さん) 二枚目は二年生のみ。
そしてここでドライバー組の杉野さん・ふじむぅが下山後の車のために離脱
ここからはひたすら緩やかな道を歩く。遅れを取り戻そうとかなりハイペースで歩く。誰一人文句も言わず、楽しげに歩いていたのでとても楽しく先導できたと思う。途中まゆこさんと友納がひたすら道を歩きながらワンチャンやら謎の言葉を連呼して言っていた気がするがスルーして赤テープを探していた。正直楽しそうでうらやましかった。後ろのほうの男たちはどんなテンションで登山をしていたのかはわからないが我らが牛島さんに下山後「もうちょい休憩してもいいよね」とのお言葉をいただいたので恐怖で震えてしまった。今後は気を付けよう。
そしてとても細く本当に道かと疑うようなところを抜けて小箆柄岳に到着。少し眺めて元の分岐場所に戻る。そしてみんなまだまだ元気なまま大箆柄岳に到着。めちゃくちゃきれいな眺めを楽しむ。山頂にて記念撮影 逆光なのはご愛嬌
さてここから辛く長い下山が始まる。
2度と間違えることはないとは思うが、後輩たちにも同じミスをしてほしくないのでしっかりと書きたい。要するに大箆柄岳からの分岐を間違えてしまう。
先導として何度も計画書を見て確認したはずなのにここにきて最悪のミスをする。番号でいうと下図の⑥番のところでまっすぐ至垂桜のほうへと向かうというミスである。楽し気にまさか間違えているとは知らずみんなワイワイと歩く。
しかしどんなに歩いても下山口に出ない。
あたりも暗くなってきて標高と時間的にやっと道を間違えたことに気づく。
山頂まで引き返そうか迷うが2時間ほど下山に時間を費やしていたため時間やスタミナを考え諦めてその場で待機し、杉野さんと連絡を取り、本館の方々から下山のためにどうすればいいかを聞く。ちなみにこの時点であたりは真っ暗で体感温度は0度程度だったと思う。とても寒かった。
連絡をとったと偉そうに書いているが、僕自体は本当に役に立たず、塩田とうっしーが特に率先して連絡を取ってくれた。今でも本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。先輩たちはひたすら励ましてくれ、ゆきえちゃん・友納は不安を見せずに面白いことをして盛り上げてくれた。真澄はひたすらいじられていた。
そのころ僕は何をしていたかというと腹痛に苦しみその辺をうろうろしたりして静かに林の奥のほうに消えていた。あの場で一番役に立てていなかったのは間違いなく僕なので反省しています。
そして本来使うはずのないヘッドライトを使いみんなで固まって本館の方の指示通りなんとか林道へと抜けた。そして杉野さん・ふじむぅ・本館の方の車で帰り、やっとのことで太陽の家につく。みんな疲れ切っていた。無事に帰れたことにとにかく安心した。本当によかった。
後ほど笑い話のつもりで母親にこの話をすると「バカとは知ってたけど人の命を背負って先導していることをお願いだから忘れないでね」と言われたので今後先導をされる方は気を付けてください。
今回お世話になった本館の方、杉野さん、ドライバーをしてくれた方々本当にご迷惑おかけしました。最後は楽しく終わることが出来て本当によかったです。ありがとうございました
一生記憶に残る登山でしたが個人的なベストショットで締めくくります
これ以降のひたすら楽しい活動報告は高坂にお願いします。
その日の夜は鶏だしのキムチのダブル鍋。準備の方は全員が率先して動いてくれたおかげでそんなに時間はかからなかった(そのとき何時かは触れないでおく)。その間に下山口に車を取りに行ってくれたうっしーとふじむー、有難うございました。
高隈二日目
二日目はまず、大隅アリーナのゴーカートへ行った。ゴーカートと聞いて遊園地にあるくらいのこじんまりしたもの想像していたが、実際見てみてその広さに驚いた。たまたま上級者らしき人たちが来ていたので少しも走りづらい感じがしたが、誰かが大きくコースアウトするといったような事故もなくゴーカートを全員がゴーカートを楽しむことが出来たと思う。(幹事が地味にコースアウトしていたことは気づかれていないと思うが・・・)
ゴーカートの次はアリーナの体育館内でテニスやサッカーをした。コート利用での手続きに少し戸惑ったが、思っていたよりもかなり安い料金で借りられて良かった。ここでは各々が楽しんでもらうことが目的であったが、種目がテニスとサッカーに限られてしまっていたため全員が十分に楽しめたとは言えず、反省している。
フェリーで帰る前に足湯に浸かりに行った。足湯付近には数匹の猫がスタンバっており餌を求めてきた。かわいい。あまり時間はなかったが、足湯だけでなく、猫との戯れなどで一日の疲れをを少しは癒せたのではないだろうか。
余談
幹事が起きたのは8時半であった。洒落にならないほどの大遅刻である。とりあえず、急いで家の近くのタクシーで鴨池港に向かった。垂水港についたあとはその場でタクシーをまたとり、大隅青少年自然の家に向かったがタクシーのドライバーが道を間違え全く逆の方向に向かってしまった。なんとか自然の家について登山している組と合流するために指定された場所は26番登山口。入り口は有刺鉄線が張られ怪しい(本当に登山道?)。また、登山道もとても険しく、道に巨木が倒れているところもいくつかあって迷いそうになった(やっぱり本当に登山道?)。どうにか26番を登りきり、ようやく予定の登山道に入りしばらく進んで、ひき引き返してきた車組と合流することが出来た。
幹事 高坂